育児と仕事を両立する「ワーママ」に対するネガティブな言葉がある中、「人の振り見て…」ではないですが、改めて言動が大丈夫か考えさせられますよね…。
そのため、周囲の理解やサポートを得るために、相手の立場や感情に配慮することが大切です。しかしなかには、傍若無人に振る舞うワーママさんに対して、とくに職場で「ワーママのフォローは疲れた…」と思う人もいるのではないでしょうか?
そこで本記事では、「職場でのワーママのフォローが疲れた」と考える人の意見や、波風立てずにワーママさんが職場で過ごす方法も紹介します。
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職場でワーママさんのフォローは疲れる?
実際に、職場のワーママのフォローはやっぱりネガティブに思っているのか?疲れるのか?という質問があります。
結論としては、「ワーママのフォローが疲れる」と職場で思われるかどうかは「職場による」と言えます。
ワーママさんに対しても「子どものことであればしょうがない」と考える人も多い職場では、快くサポートしてくれる雰囲気が会社全体でつくられているので、「大変だね」と笑い話になるくらいで終わります。
しかし、そうではない職場では、
- ベテランの人が「何回目?」など露骨に不満げに聞いてくる
- 子どもの体調不良でやすいが連続すると「何日休むのか」などと言ってくる
- 産休・育休の前例がないので、嫌な顔をされる
といったことがあるようです。
ただし、実際の現場では「ワーママに休まれると、毎回自分にしわ寄せがくる」という意見もあり、たとえ求人に「主婦歓迎」とか「育児との両立可」とか書かれていても、急な休みや長期休みは迷惑をかけるのには変わりないことは確かなようです。
世の企業の99%は中小企業なので、ワーママさんに対する理解がない企業もあるようです。
職場でワーママさんのフォローに疲れて退職してしまった社員の話
このように、「職場におけるワーママさんのフォローに疲れて辞めてしまった」社員も実際にいるようです。
トピ主は、管理職でママ社員たちが突然抜けることになり、そのしわ寄せがワーママさんに来てしまったようです。別の信頼できる同僚や直属の上司に仕事のしづらいことは相談してたものの、
- トピ主が残業して当然!
- 私たちをフォローして当然!
- 子持ちは有給取得の休日も優先されて当然!
という非常にやりづらい人たちだったうえ、感謝の言葉も一つもなければ、上司の愚痴を言ってきたというんです。
コメントにもトピ主への「お疲れ様でした」というコメントが多くある一方で、やっぱりこのような例では「ワーママだから」ではなく、その人の人間性がおかしいというコメントもありました。
職場にフォローの負担をかけさせないようにワーママができること
職場からのフォローについて、「権利としては使えても、明らかに現場に迷惑かかっているなぁ…」と感じるワーママさんは、以下のことを心がけるだけでも周りの人からネガティブに思われることがなくなります。
わかっている範囲で計画性を高める
ワーママさんでも可能な限りスケジュールを事前に計画し、仕事と家庭の両立を図ることが重要です。
突発的な問題が生じた場合でも、他の同僚や上司に対してできるだけ早く、かつ具体的な対応策を提示することで、フォローの負担を軽減できます。
もちろん、前もってわかる予定はスケジューラーに組み込んだり、前もって上司に報告したりしておくとスムーズです。
引き継ぎを普段からやっておく
ワーママが欠勤や遅刻を余儀なくされる場合、その業務を他の同僚やチームメンバーに代行してもらえるように、事前に引き継ぎをしておくことが重要です。
助け合いやチームワークを強化できるのはもちろん、フォローの負担も分散させられます。
報連相を忘れない
ワーママは仕事上の問題や状況を、しっかり周りと共有することが重要です。
情報共有や連絡手段を整え、同僚や上司と円滑なコミュニケーションをとっておくと、どのように仕事を進めれば良いかわかるので、フォローの負担を軽減できます。
家庭のストレスを職場へ持ち込まない
ワーママさんでも、仕事の場では仕事に集中し、家庭の事情を持ち込まないようにすることが求められます。
感情的な反応や個人的な問題を仕事に持ち込まず、職務を進めていけば、パフォーマンスも落ちないので、周りからの信頼も高まります。
しっかり感謝をする
フォローしてもらった際には、その感謝をしっかり伝えることが大切です。
同僚や上司に対して、助けてもらったことへの感謝の意を伝えると共に、自分の事情を理解してくれたことに感謝することで、「やって良かったな」と思われるうえ、職場の雰囲気も良くなる可能性があるのです。
職場に負担をかけざるを得ないワーママは退職すべきなのか?
結論としてワーママさんが退職すべきかどうかは、
- 負担の度合い
- 現場環境の改善があるか
- 自身のキャリア
- 家庭とのバランス
の4つを総合的に判断して決める必要があります。そのため、「ワーママだから」といって退職する必要はありません。
ただし、ワーママさん自身が職場に負担をかける理由や状況はもちろん、自分にかかるストレスがどれほど深刻かを判断しましょう。
負担が一時的であり、「これくらいであれば仕事への影響も少ないだろう…」と解決策が見つかる可能性がある場合は、退職を急ぐ必要はありません。
職場環境については、相談できる上司や同僚にまずは「改善できるか?できないか?」を伝えてみる必要があります。前例がないことにリスクがあると考えられがちですが、「今問題にぶち当たっている」と伝えることで、普通の会社であれば対応してくれるケースが多いです。
「退職」は、自身のキャリアに空白ができるというリスクがあるので、将来のキャリアプランや目標に合致するかどうかを検討することが重要です。
家庭とのバランスについて、ワーママさん自身で仕事と家庭のバランスを保つことは簡単ではありません。そのため、なかにはキャリアと家事を両立するために、「家事代行サービス」や「宅食サービス」を使って、子育ての時間を作っている家庭もあるんです…!
あまりにひどすぎる職場の場合は、退職することで家族全体がハッピーになる可能性があります。
職場でワーママのフォローをするのは疲れる?のまとめ
ここまで、職場でワーママさんのフォローをするのは疲れる?から、ワーママさんのフォローによって我慢してた思案が退職した話、ワーママさんが退職すべきなのか?などについても紹介しました。
ワーママさんの仕事と育児の両立に対するネガティブな言葉があるなか、周囲の理解とサポートが重要です。しかし、職場のワーママさんのフォローが疲れるかどうかは「環境や人」によります。
良い職場では快くサポートしてもらえる反面、悪い場合は不満や非難が出るような酷い職場もあるようですが、ワーママさん自身も言動に気をつける必要があります…。
でも、退職すべきかは、自身のキャリアとの兼ね合いもあるので、負担の度合いや職場環境の改善の余地、自身のキャリアと家庭とのバランスを考慮して、必要に応じて慎重に判断すべきですね…。